オーダースーツは東京・国立の玉屋

DRAPERS（ドラッパーズ）From Italy

DRAPERSは1956年、イタリア・BOLOGNAにて設立されました。
社名である『DRAPERS』とは、英語の『DRAPER＝服地商』、イタリア語の『DRAPPERIE＝服地』、『PER SARTI＝仕立屋のための』などを掛け合わせて作られており、仕立屋のための服地商という意味が込められています。
DRRPERSはマーチャント（卸商社）であり生地を作るメーカーではありません。イタリアをはじめヨーロッパ各国の生地メーカーに、DRAPERS社のコレクションとして提案する生地を織らせています。DRAPERSが評価されているのは生地のクオリティはもちろんですが、それ以上に“DRAPERSが選んだ”という信頼感によるところも非常に大きいと言えます。
DRAPERS社では、顧客（テーラー）とのコミュニケーションを大切にしています。テーラー業界における相談役として現場での様々な意見に耳を傾け、適切なアドバイスを行ってきました。そのDRAPERSが選んだ生地は毎シーズンその発表が期待されています。特にシーズン限定で展開されている“GOLDEN SELECTION”は、その時のDRAPERSによるベストな提案が盛り込まれています。決して派手な色や柄ばかりのコレクションではなく、控えめながらも華があり、しなやかさとハリを併せ持つ仕立て映えのするラインナップです。
DRAPERSの生地は、ミラノ、ナポリ、パリ、シンガポール、ニューヨークなど世界中の名だたるテーラーなどで目にすることができます。また日本国内でも様々なテーラー、セレクトショップ、専門店などでご覧いただくことができます。ぜひDRAPERS社のセレクトした生地コレクションに触れてみてください。

-GOLDEN SELECTION-

毎シーズンのトレンドの商品から斬新なカラー・デザイン・素材を選択し提案しているゴールデンセレクション。2024秋冬の新しい提案として、ウール、カシミア、シルクを用いた210ｇのライトウェイトのフランネル生地をご用意しました。こちらは多くのカラーバリエーションを取り揃え、冬用のウィンタークオリティ−を保ちながら軽さを出すことに重要視を置いて作られたスーツ素材になります。
更にはサキソニー生地を時代に合わせてよりスポーティなものとして着用できるようにレスフォーマル、レスクラッシック素材（ステファノ社長はメノフォルマーレ、メノクラシコと凄く強調していました）を新提案として加えております。
また、スプーニャ/スポンジルックやヘリンボーン柄のジャージー素材等、全103 色の多彩でバラエティに富んだDRAPERS社2024秋冬コレクションをご堪能ください。

-FEATHERWEIGHT FLANNEL- （フェザーウェイトフランネル）

ボクシングのフェザー級の階級から名前を由来し、秋冬の物でありながら軽やかな着心地を実現したフェザーウェイトフランネルが新たにコレクションに加わりました。74 色のカラーバリエーションを揃え、カシミアのような光沢感を持つ存在感のある生地になります。お客様からのフランネルでも更に軽いものが欲しいという要望に応えるべく作り上げたコレクションです。年に 9 カ月着用していただける軽さで仕上げ、秋、冬、春とフェザー級のフランネルをお楽しみください。

-PANTHEON super130’s-
（パンテオンスーパー130‘S）

パンテオン、それは現在のローマにも存在している神々を祀る神殿。約2000 年前の建造物がここまでほぼ完全な形で残っているのは、このパンテオン神殿に他ならないといえます。その強固な神殿の名を冠したこちらのコレクション。
糸はピュアメリノウールスーパー130’S を使い 17ミクロン強の細やかさの値を示す原毛は実質的にカシミアに等しいものといえます。
経糸、緯糸ともに双糸で織られており、なめらかな肌さわりとしっかりとした質感、コシのある着心地を体感できます。
その耐久性から一日着こなしていただいても型崩れしにくく、まさに今日まで残る強固なパンテオン神殿の名にふさわしいコレクションを是非お楽しみください！

1956年創業のドラッパーズは、カノニコ社による2020年にリブランディングによってより素晴らしいコレクションの数々がシーズンごとに展開されるようになりました。
高級既製服ブランドのL社やT社も織元のカノニコではなくドラッパーズの生地を使用しているとも言われております。国内での取扱い店舗は決して多くないブランドで“個性がありながら派手過ぎず、お洒落に見える”というものがあります。
どこか人とは違うものをとお考えの方に是非一度ご覧頂きたいです！